2009年03月31日

本日、横河電機〜明治大学へ

3月31日、本日までは現役引退後の5年間お世話になり、私を企業人として育てて頂き、またラグビー指導者としての第一歩の貴重な経験を与えて頂いた「横河電機株式会社」の正社員として最後の日であります。

昨夜は横河の皆様に「吉田義人壮行会」を開いて頂き、たくさんの仲間たちに集まって頂き、チームの皆との時間が走馬灯の様に駆け巡り、感動と感謝の気持ちが込上げて来ました。本当に良き出逢いを、心からありがとうございました。

そして、いよいよ明日4月1日からは、正式に、明治大学に籍を置き、ラグビー部監督としての一歩を踏み出します。
そんな人生の切り替わりの1ページが今日から明日へと捲られていく・・・
男の中の、けじめを付ける一日となりました。

これまでの吉田のラグビー人生は足踏みしてきたとか、選択を間違えたとか、不器用な生き方だとか、応援して頂いて来た皆様からいろいろな有難いご指摘を頂きながら駆け抜けてきた日々でしたが、私はどれ一つ遠回りや無駄があったとは思っていません。
何故なら、毎日迎える新しい一日、「今」という瞬間が最も幸せだと思えている自分がいるからです。
ラグビーだけでない人生のあらゆるカテゴリーを含めて、最も充実している今日という日を迎えられてることに毎朝心から感謝して出掛けています。

さて、サポーターの皆様から関心を寄せて頂いてる「明治大学ラグビー部公式ホームページ」ですが、応援して頂いてる皆様への感謝と敬意を込めて、常に新しい情報提供をすべきだと、スタッフを交え、ミーティングを重ねて来ました。

もちろん私自身は、チームを強くする、勝てる集団を育てる事が本業であり、使命でありますが、何分、伊勢丹株式会社での広報担当、横河電気株式会社での社会貢献活動等、社業に打ち込み、夢中になる時間やチャンスに恵まれていたせいもあり、ついつい運営面においても気をかけてしまいます。

全てが新しい体制なので、まだ行き届いてない部分も多々あります。
皆さんをお待たせしたり、ヤキモキさせたり、申し訳なく思ってますが、やる気の漲る学生マネージャーを始めとした組織のチームワークを整えるまで温かく見守って頂きたく宜しくお願い致します。

差し当たり、明日仮リニューアルですが、コーチ陣の発表はサイト上ではなく今月中に八幡山でスタッフを揃えての正式な発表を企画しております。
注目して頂いてる皆様に対しても、コーチ一に就任する一人一人の熱い思いを直に感じ取って頂ける場を設けたいという想いです。
監督である私と同じように、前職やご家族からの理解や協力があった上での決断であります。
一日も早い発表を待ち望んでいられる方々に、私のプライベートブログの場でお伝えする事が現時点で精一杯ですが、ご理解いただければありがたいです。

※雑誌掲載情報

◆Number 4月2日号 
「明治ラグビー再生へ。吉田義人にかかる期待」9ページ

◆ラグビーマガジン 5月号
「大学ラグビー首脳陣インタビュー 吉田義人明大新監督◆メイジに矜持を。」


posted by 吉田義人 at 21:38| Comment(9) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

八幡山、二週間

記者会見以来、多数の心のこもったコメントを頂き、厚く御礼申し上げます。
一件、一件、熱いメッセージを噛み締めながら読ませて頂くのが楽しみの一つとなっております。
力強い激励のお言葉は、私自身の言霊となり、勇気が漲ります。

はじめに、雑誌「プレジデント」3月30日号が本日9日月曜日発売となります。
親交のある、エンジャパン・越智通勝会長のご指名により、P24「求む、強い個人」とのタイトルで記事が掲載されました。
取材場所は、縁のある横浜YCACクラブです。
偶然にも、4月5日、私の監督としての初陣の場所であります。

さて、18年ぶりに八幡山に戻って、早いもので2週間が経ちました。
選手たちと出逢い、その純粋な想いに触れ、大学日本一の目標へと一歩、一歩、前へ進んでいく日々です。
私が監督として練習を開始してから、雨や雪が続く天候にお気付きの方多かったでしょう。
それにも関わらず、たくさんのサポーターの皆様の姿を拝見し、チーム全体のモチベーションも高まっています。

春の雨は、菜種梅雨というのだそうですが、
時期的には少し早い菜種梅雨なのでしょうか。
監督スタートの雨は、地固めのための恵みであると思い、感謝してます。

恵みであるという意味では、花粉症の人たちにはホッとする春先の雨です。
選手たちの中にも、花粉症の話は時々耳にします。

私自身も2000年、渡仏する前に花粉症になりました。
フランスでは、症状は治まってましたが、帰国して再発。
今年も少し症状が出ています。
秋田杉に囲まれて育った私が、花粉症になるとは、、、実に悔しいです。
もちろん、グラウンドにいて気になるほどではありませんが・・・。

最後に、明治大学ラグビー部公式HPのリニューアルに時間がかかっている様です。
応援して頂いてる皆様へ、せめて私のブログ内に取り急ぎ3月の八幡山グランドでの練習日程を以下、告知させて頂きます。

本日9日 OFF
10日〜13日 14時〜17時
14日、新入生入寮説明会によりOFF
15、16日 OFF
17日〜22日 14時〜17時
23日 OFF
24日〜29日 14時〜17時
30日 OFF
31日 14時〜17時

尚、都合により変更の可能性もあります。
何卒、宜しくお願いいたします。
posted by 吉田義人 at 02:12| Comment(20) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

明治の矜持を取り戻す!

吉田義人です。
本日、明治大学で記者会見を行い、正式に明治大学ラグビー部の監督に就任することになりました。

先日、スポーツ新聞にスクープが掲載されて、ファンの皆様を大変お騒がせ致しました。
私自身も、突然のマスコミ辞令に正直驚き、皆様から頂いた反響にも応えられず貝になる一週間でした。

私に、この重責を任せて頂ける事が明治大学並びOB会に承認され、正式決定したのは2月16日と、偶然にも40回目の誕生日であり、何にも代え難い贈り物を授かった大切な記念日となりました。

私の達成すべき目標は「強い明治大学ラグビー部の復活」であり「大学ラグビー日本一」です。

私はこの大きな目標を選手、スタッフと一緒に達成すべく前進して行きます。

まず監督として私がやるべきことは、シンプルでわかりやすい道標を立てることです。

精神論に聞こえるかもしれませんが、私が大事にしている言葉を皆と共有して前へ進んで行きたいと考えています。

礼儀 REIGI
きちんとしたあいさつができること

真摯 SHINSHI 
ひたむきに取り組むこと

矜持 KYOUJI 
自分を信じていだく誇り

継承 KEISYO 
人から人に伝えられていくこと

感動 KANDO 
魂を奮い立たせる思い

私の監督としてのもうひとつの使命は、「人徳のある人を育てること」です。

「私自身が日々、切磋琢磨しながら選手たちと一緒に成長していきたい」
そんな強い思いから、退路を断ってフルタイムの監督として出発する道を選びました。

明治大学ラグビー部は、明治大学そのものを象徴するスポーツチームでもあります。

私は監督という重責を、男として人として最高にやりがいのあるチャンスと考えて全身全霊注ぎ、強い明治の復活に取り組む覚悟です。

「目標を達成してきた男だからできる」
そう自分に言い聞かせ、誇りを持って臨みます。

明治大学ラグビー部を応援してくださる皆様、私を育ててくださった故・北島監督と先輩方、私を応援してくださる皆様、そして私を支えてくれる家族のために吉田義人は魂を込めて全力でチームを牽引して、前へ進んで行きます。

これからも応援をよろしくお願いいたします。
posted by 吉田義人 at 15:43| Comment(78) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

2009年 心機一転

たいへん遅ればせながら、2009年、初めてのご挨拶をさせて頂きます。
昨年、初のブログを立ち上げ、皆様からの、たくさんのメッセージを読む事で、元気を頂きました。
心から、ありがとうございます。
今年も、吉田義人をどうぞ宜しくお願い致します。

さて、年末年始は秋田県男鹿市の実家で家族や親族とのんびり過ごすことが出来ました。
温泉好きな僕としては、今回念願叶い、大自然溢れる生まれ故郷の地・秋田が誇る乳頭温泉郷でゆっくり心身を癒し、リフレッシュして気持ち良く新年を迎えました。

東京に戻り、正月早々、引越しをしました。
場所は、横浜市青葉区。
妻が神奈川県出身という縁もあり、僕にとっては全く新しい環境ですが、これから待ち受けている未来の生活が楽しみです。

休日は、妻と共に少しずつ部屋を整理し、合間に、緑も多い住宅環境の中、ランニングコースを開拓しています。
リビングから富士山も見える眺望に、エネルギーが漲ります。

今年も、更なる吉田義人の挑戦、活動を、随時このページでご報告して行きたいと思います。


posted by 吉田義人 at 00:44| Comment(41) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月09日

第84回早明戦

2008年12月7日(日)関東大学対抗戦グループ最終戦、早稲田大学VS明治大学の ゲームが国立競技場で行われ22対24でVS早稲田大学から9年ぶりに明治大学が勝利し、 今シーズンの対抗戦リーグが終了しました。

明治大学の今シーズンの戦績はは3勝4敗で、6位となり、24年ぶりに大学選手権出場を逃し、 早稲田大学は5勝2敗の2位となり8年ぶりの2敗を喫して大学選手権に出場することになりました。

僕は、Jスカイスポーツのゲスト解説者として招いて頂いていたこともあり、解説席にてじっくりと 観戦することができました。

試合内容についてはここではあえてコメントは省略させて頂きますが、キックオフ前にロッカールームから 出てくる両チームの選手の面構え(映像)を見て、この一戦にかける、明治大学の選手一人一人の精神(心)の充実振りを伺うことができました。

早稲田大学、明治大学の選手各々のラグビーキャリアを詳細に知っているわけではありませんが、 ラグビーをプレーし始めた年齢を仮に、僕がラグビーをプレーし始めた9歳と考えても選手の実力には大きな差はないはずと思っています。
(高校代表選出や花園出場などの実績は大きな経験となり選手の成長を促すことになると思いますが・・・)

因みに、僕は大学1年生で早明戦に出場することができたので、10年のキャリアを積んで国立競技場でプレーすることが できたことになります。

振り返ってみるとそれまでの10年間は、情熱のある指導者との出会いや、何事も分ち合えた仲間に恵まれ、そして、家族の応援に支えられた素晴らしいラグビー経験を積むことができました。

同じ人間、同じ日本人、同じ大学生(年齢の差は多少あります)が真摯にラグビーに向き合い、基本プレーを体得し、 試合に向けてコンディショニングの調整を行い、一つ一つのプレーにおいて、自分の知を使い、身体と、心に魂を込めて戦うことができれば最終スコアに大きな得点差が開くことがないでしょう。

84回目の早明戦は、まさにそのことを象徴した試合でもあったと思っています。

人間は敗戦することで、悔しい思いをし、実体験をすることで、学び、己の大きな財産とし、誰でもが人としての成長を 促すことができると思いますが、常勝し続けることで常に学びの精神を忘れることがなければ、 個人においても、 チームに おいても未来永劫栄光の地位に君臨することができることになるはずです。

早稲田大学も明治大学も長い歴史を築き上げてきた先人達の「栄光」の伝統を継承することはそれなりの覚悟も必要であります。

◆12月2日(日)明大スポーツ新聞に掲載された吉田義人のインタビュー記事は以下です。◆

 今シーズンの明治のスローガンは「縦横無尽」と聞いたが、部員一人一人に共通認識として言葉の共有ができていたのだろうか。
今シーズンはすべての試合を見たわけではないが、プレーを通じて選手一人一人に確固たる戦う姿勢や、
研ぎ澄まされた精神力の強さなど僕には伝わってこなかった。何だか、相手のレベルに合わせているかの様に見えた。

 明治には、故北島監督(昭4法卒)の「前へ」という絶対的な哲学がある。
歴史的にラグビーのルールは改定されているが、ラグビーの本質は変わっていない。
「前へ」進む事に拘わりを持ち続けて欲しい。

 僕は2004年に現役を引退した直後、横河電機(株)ラグビー部ヘッドコーチに就任し、強化への強い信念を抱き「トップリーグ参入」 という明確な目標を掲げ、チーム全体の目的意識の浸透に努めた。

生半可な練習では到底達成出来ないので志半ばでチームを去って行った者も少なくなかった。
しかし、最後まで諦めない強い心を持った選手の存在が、やがて一人一人へ【自律】を浸透させ、敗北慣れしをていた集団が、 常勝軍団に変貌。年々順位を上げ、僅か4年間でトップリーグ昇格を果たす事が出来た。

 僕は「自立」ではなく「自律」という言葉をよく使う。人は誰しも時に、自分との戦いに迫られる。
自ら努力して、自らを律する精神力の強さが必要になる。ラグビーはスポーツであるが、言わばルールのある喧嘩だと例えられる。
「ルール=“律”」がなければ試合は成立しない。
自分を律する為に先ずは、自己分析し、自分自身を深く認識する事が大事である。
今年は、大学選手権で戦えない現実を深く受け止め、その悔しい経験を種にパワーに変えていくチャンスだ。

早明戦は「明治と早稲田の哲学」の真っ向勝負。
明治のプライドを忘れずに魂を込めて80分間戦う闘志を貫いて欲しい。

◆吉田義人 よしだよしひと 平3政経卒 主将時大学選手権優勝。元ラグビー日本代表、世界選抜選出。



posted by 吉田義人 at 15:39| Comment(9) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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